自己紹介

 


【 履 歴 】

◆ 1957年.4月

浦和市に生まれる。

◆ 1980年.3月

日本大学工学部建築学科卒業。

◆ 1980年.4月

長谷川工務店(現長谷工コーポレーション)入社。主に建築現場に勤務。SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造の現場を経験する。

◆ 1982年.3月

同ゼネコンを退社。〈建築人事部への異動が許せず、本人は技術畑を歩みたかった〉

◆ 1982年

一級建築士の資格試験や大阪へアルバイト。そこで好きなスキーのツアーの企画や指導など気ままに過ごした1年間。

◆ 1983年.2月

一級建築士資格取得。 3月 旧浦和市内の知り合いの工務店に勤務し、木造建築を覚える。

◆ 1985年.3月

同工務店を退社。〈設計に興味を持出し、帰社後半年間、設計事務所にアルバイトに通う。〉

◆ 1985年.4月

設計事務所に正式に入社。

◆ 1996年.3月

同設計事務所退社 〈前年より独立の夢を現実にしようと決意。〉

◆ 1996年.5月

三島建築設計室として個人開業。

◆ 1997年.9月

(有)三島泉設計事務所と法人化して現在に至る。

【 資 格 】
Qualification
☆ 一級建築士 〈 1983年.2月取得 〉    ☆ 建築積算士 〈 1990年.12月取得 〉

☆ 応急危険度判定士 〈 2001年.1月取得 〉 ☆ 設計 専攻建築士 〈 2007年.3月認定 〉

【 趣味 】
Hobby
 
《へらぶな釣り》  子供の頃からの趣味。最近は少し足が遠のいています。

 
《スキー》     ゲレンデを華麗に滑るというより、スピード系。八方尾根スキー場が大好きで、リーゼンスラローム大会にも出場した。

 
《サッカー》    見る、やる共に今一番の趣味。高校サッカーの大ファン。市民リーグ加盟のチームで自分自身もプレイを楽しんでいます。(年のわりには走れていると思う。)

 
《高校野球観戦》  あのひたむきなプレーには感動を覚える。

【 設計に対する姿勢 】
Posture to design
 
設計」に対する考え方は設計者によって違います。これから述べることについての賛否両論はあって当然です。またそうあるべきです。あくまで私の「設計」に対する考え方やスタンスです。



設計とは 設計のスタンス 住宅に対する考え方 設計監理とは

「設計」という漢字の意味を調べてみると、「設」は〈作る・こしらえる、前もって用意する〉などがあり、「計」では〈考える(定める)、くわだてる、経営・いとなみ〉などがあります。

一般的には建て主さんの考えや企てを形に現すことになろうかと思われます。

しかし、「計」にはもうひとつ『心をくばる』という大切な意味があるのです。

私が考えている「設計」とは〈 建て主さんの人生や生活(経営や営み)に、誠意をもって(心を配って)お手伝いをする機会をいただくこと 〉

であると思っています。
《 設計のスタンス 》
考えその2
私は設計をさせていただく時、お互いのコミュニケーション(人と人)を一番大切にしています。

建て主さんにとって生涯で一度あるか無いかの財産ともなる大事業です。

そこには夢や希望と人生や住まい方が融合されています。その住まいづくりに携わるわけですから、本来であれば設計が始まったら一緒に生活をして、考え方や住まい方を感じ図るべきなのかもしれません。

しかしそうはいきませんので、その代わりの手段としてコミュニケーションがあり、そこから設計者は感じとらなければならないのです。加えて、お互いに言いたいことを言い合える関係を構築することが、満足のある結果をもたらしてくれるはずです。

私はダメな場合はダメはっきり言うようにしていますが(特に構造上の問題等で)、解決策は必ずありますので一緒に模索しています。まずはお会いして、会話を持つことから始まります。そこでの印象はお互いに気になるところでしょう。人と人の関係が良ければ良いものが生まれます。人生と同じです。

何事にも本音で誠意を持って接することが、信頼関係に発展するはずです。

もうひとつ大切なことは、建て主さんの大切なお金をかたちにするわけですから、きちんとしたコストバランスを考えることです。構造や見せたいところなど、かけるべきところへはかけ、そうでないところは押さえたりしてメリハリをつけることがコストを考える上で大切な要素のひとつです。

【 住宅に対する考え方 】
考えその3
 
住まいとは生活の器です。人生を送る上で一番大切な生活の場である。

住まいは、安全で心地の良い環境が求められます。つまり、人も家も健康快適といった満足です。また、家庭環境が人や個人の人格形成に大切なように、住まいや住まい方が家庭環境に与える影響は大きいはずです。

最近の住宅事情を見ると、家というものを安易に考えている人が多いのに驚いています。その結果、自分達の本来のライフスタイルに合わないため精神的な満足を得られず、物理的にも湿気やカビに悩み、化学物質などによって人も家も健康が脅かされているのが現状です。

欠陥住宅問題は、直接的にはその人に原因はありませんが、家に対する安易な考えが間接的に関与していそうです。

私の目指す住まいは、まじめな住まいづくりによった住まいです。

◆ ライフスタイルにあったプラン

◆ 周辺環境にマッチした地球環境に優しい住まい

◆ 人も家も健康に、安心して、永く住まえること

最後に、家は誰に捧げるものなのでしょう?答えは単純ですね。

            
住まいが新しくなり生活が変化したとしても、家族の歩んできた歴史や記憶等は、心の中に必ず残っており、引きずっていくものもあるでしょう。そのような大切にしているものを新しい住まいの空間の中、どこかに上手に表現できたなら最高です。

【 設計監理とは】
考えその4
一言で言えば《 設計図書通りに現場で施工が成されているか、建て主さんに代わって確認すること 》になるかと思います。

細かく見ていけば

☆設計図書と現場との照合

☆各部納まりの打ち合せ

☆色彩計画の打ち合せ

☆各部変更の打ち合せ

☆工事金額の管理

☆諸官庁との協議

などがあげられます。

しかしながら、監理といっても着工から竣工まで毎日現場でチェックしているわけではありません。逆に日数的には、工事期間の1/3のも満たないかもしれません。

それでいてきちんと監理するために一番大切なことは何でしょう。

それはやはりここでも〈人と人との係わり合い 〉ではないでしょうか。

もしあなたが大工さんだったとします。そのあなたが、周りから(特に自分よりも年下の人に)「ああしろ、こうしろ」などと口うるさく言われたら、きっと良い気持ちはしないでしょう。

そこに生まれる感情は最高で±0、大抵マイナスになります。

そのような感情の中でこの人のために良いものを造ろうとか、技を見せようとかという気持ちになれるでしょうか。

それでも最終的には綺麗にできあがりますが、果たして隠れてしまっている部分は大丈夫なのでしょうか。

それを思うと不安になりませんか。デコレーションさえしてしまえば中がどうなっているのか分からなくなってしまいます。ですから住宅建築というものは、最も手抜きのできる仕事といわれる所以なのです

近くであれば、たまにお茶でも持っていってあげて、職人さんと一緒に飲みながら色々な話しでもして、コミュニケーションをとっていけば後の大きな問題を避けられることにつながります。

やはり、人と人ではないでしょうか。

この考えには反対意見もあります。それをなくす為の監理だろうと言われればそれまでです。しかし、現実問題としてそこまで監理するには費用もたくさんかかりますし、物理的に不可能なのが現状です。馴れ合いの関係と信頼関係はまったく別物です。私はいつも後者を大切に監理もしています。

あくまで私の「設計」に対する考え方やスタンスです。

 



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